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World Heritage - UNESCO Director-General appeals (2008) ISBN: 4062147483 [Japanese Import] Tankobon Hardcover
- LanguageJapanese
- PublisherKodansha
- ISBN-104062147483
- ISBN-13978-4062147484
Product details
- Language : Japanese
- ISBN-10 : 4062147483
- ISBN-13 : 978-4062147484
- Item Weight : 1.01 pounds
- Customer Reviews:
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この本で注目したいのは松浦氏が描く、界遺産を通じた政治的な判断や駆け引きである。世界遺産が学術的な文化財保存の論理よりも、政治的な判断が優先されることを直接は言わないまでも、実際はそうであることの内情を示している。
世界遺産取得は政治的なゲームである。作業指針やノミネーションや世界遺産委員会、ICOMOSなどその基礎となるルールブックがあるという程度である。このルールを、守るではなく、参考にしつつ、全ては政治的に決定される。あくまで、世界遺産が存在することで世界が少しは、より「良い」方向に進むのであれば、ユネスコは世界遺産というツールを活用しようということだ。世界遺産を学べば、色んな所に矛盾点があることが分かる。しかし、そんな矛盾を考えること自体が無意味である。
世界遺産に対して、文化的な価値の大小や論理性を求めること自体が無意味であることが読み取れる一冊。
評価基準6がなぜそれだけでの登録は望ましくないとされたのかや、文化的景観・グローバル戦略・真正性の解釈の変化などの背景も説明されています。
わたしは、ポーランドのワルシャワの歴史地区と同じように第2次世界大戦後に復興されたヨーロッパ都市の遺産は今後認められないと決められていたことを知らなかったので勉強になりました。それ以外にも勉強になります。
ただ、毎年登録の基準がほぼ毎年少しずつ変わっていることにはいろいろな国の思惑が感じられますし、世界遺産には美しい側面だけではないことが伺えました。世界遺産は登録されること以上に、登録されたら保護していくことが大切だと改めて感じました。
危機遺産と聞くといい印象はありませんが、世界遺産を保護するには危機遺産という考えこそが重要なのかなと思います。でも、危機遺産に自ら登録を申請する国があれば、危機遺産に登録されることに激しく抵抗する国もあるそうで…、興味深いです。